PAGE TOP

高知市高そねにある小児科・内科のうえたクリニック。小児科・内科の診察・診療は当院へ。

先生教えて

Hib髄膜炎
病気のこと・予防接種のこと

2007年1月、世界に遅れをとること10年以上・・・
日本でもHibワクチンが認可され、
2008年12月から任意接種ではあるものの、予防接種ができる様になりました。

ここ最近では、
『 Hibワクチン 』という言葉を、よく耳にするようになったと思いますが、

ところで!

この『 Hib 』って何でしょう?
子供さんの病気予防のために受けておいた方がいい予防接種なのは解るけど、
何も解らずに接種するよりはもっと具体的に知っておきたいですよね?

では、

『 Hibワクチンとは・・・ 』
髄膜炎は、大きく分けて、ウィルス性細菌性があり、Hibは細菌性(真正細菌)になります。
細菌性は、ウィルス性に比べ発症頻度は低いのですが
重症化しやすく、年間1,000人近くの子供が発症し適切な治療がされたとしても、
約5%が死亡し、約25%が障害が残っています。
特に、今の医学では重症化するまで診断が難しいケースが多く根本的解決策は、
ワクチン接種で発症を防ぐしかない様です。
1990年代頃からは、耐性菌が増加し、
うち、日本は世界でも最も耐性菌が多い国のひとつとなっています。
しかし、
日本では発症率が低かったことなどから、必要性が認識されず、
世界から10年以上も遅れをとってしまったようです。

『 Hibワクチン予防接種 』
WHO(世界保健機関)では、1998年には、Hibワクチンの予防接種を推奨。
細菌性髄膜炎は、発熱後2日以内だと70%は判らず重症化するまで診断が難しいため、
予防が最大の決め手となりワクチン接種で発症を防ぐしかないようです。
すでに、
100ヶ国以上で使用され、90ヶ国いじょうで定期予防接種されています。
米国では、定期接種から2年後には、Hibによる髄膜炎の発症率が100分の1にまで激減。
『 過去の病気になった 』とまで言われています。


       (2009年7月6日 更新)
前のぺーじへ戻る
ページの先頭へ戻る
Copyright © うえたクリニック 小児科・内科. All Rights Reserved.